一人でいるのは賑やかだ 賑やかな賑やかな森だよ

一人でいるのは賑やかだ

賑やかな賑やかな森だよ

夢がぱちぱちはぜてくる

よからぬ思いも湧いてくる

エーデルワイスも毒の茸も

一人でいるのは賑やかだ

賑やかな賑やかな海だよ

水平線もかたむいて

荒れに荒れっちまう夜もある

なぎの日生まれる馬鹿貝もある

一人でいるのは賑やかだ

誓って負け惜しみなんかじゃない

一人でいるとき淋しいやつが

二人寄ったら、なお淋しい

おおぜい寄ったなら

だ だ だ だ だっと堕落だな

恋人よ

まだどこにいるのかもわからない、君

一人でいるとき

一番賑やかなヤツであってくれ

茨木のり子さんの

「 一人は賑やか」という詩です

この詩を読んだとき、頭に浮かんだのは

釈尊の説かれたスッタニパータに出てくる

犀の角という教えでした

40ある教えの38の文末に

「犀の角のように ただ独り歩め」とあります

訳された中村元先生の註に

「犀の角のごとく」というのは

犀の角が一つしかないように

求道者は他の人々からの毀誉褒貶に

わずさわされることなく

ただひとりでも自分の確信にしたがって

暮すようにせよ、の意である

と書かれています

今日の言葉に関連するような

犀の角の教えのひとつを

ここに記してみたいと思います

「林の中で縛られていない鹿が食物を求めて

欲するところに赴くように

聡明な人は独立自由をめざして

犀の角のようにただ独り歩め」

独立自由とは

自分に由って独り立つという意味ですが

独りで歩けない凡夫とは

この私のことであると読むたびに思うわけです

人生の選択はひとつではなく無限にあります

ひとつのことにこだわらず

選択の幅を増やすことは

人生を豊かに生きる

助けになると思っています

あなたの志は何ですか?

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