人間であることは自分の意志をそこに据えながら 世界の建設に参加しているのだと感ずることである

人間であることは

自分の意志をそこに据えながら

世界の建設に参加しているのだと

感ずることである

サン・テグジュペリの言葉です

「自分の意志をそこに据えながら」については

自分の意志があるということが

生きているということでもあるわけですから

そうだよねと思う方も多いでしょうが

「世界の建設に参加しているか」と聞かれたら

みなさんはどう思われるでしょうか?

人はなぜ未熟ではいけないのか

それは簡単なことです

世に貢献ができないからです

未熟ということは簡単に言うと

いつも考えていることの主語が自分であるわけです

そんな人のことを

ガリガリ亡者などと言ったりしますが

ガリガリ亡者では

自分の事しか興味がなく

自分のことで精一杯ですから

気が向いたときには貢献できたとしても

貢献してほしい側の思考であれば

永続的な貢献は難しいものです

世に貢献すると聞くと

壮大なイメージがあるかもしれませんが

全くそうではなく

目の前にいる人に貢献することが

すなわち世への貢献であるわけです

大きい小さいなどという事の大きさではなく

あなたにしかできないこと

その自分にしかできないことで

誰かの役に立つことができれば

やった行為は相手のためでも

誰かを手伝えたことによって得る喜びは

自分の中にだけ起きるわけです

ここまで読んでみて

自分はそんな立派な人間ではないから

自分にしかできないことなんてない

と、考えた方がいるでしょうか?

実はそのようなことはなく

全ての人間は何かをしなくても

生きているだけで役に立っているのです

例えば親が子に対して思うことを

最終的に突き詰めていくと

いい会社に、優しい子になどと

親のエゴを元にした注文はいろいろあるにせよ

「元気でいてくれたらそれでいい」

ではないでしょうか

そしてそれは子に限らず

大切な人に対しては

全て同じではないかと思うわけです

また職場には多くの関係者がいるし

自分がやった仕事の先には

その仕事によって助かる

顔が見えない人がたくさんいる

ということは人間社会に生きている以上

必ず人とかかわって生きているわけですから

先ほども書きましたが

何か大きな貢献をしなくとも

誰かの役に立っているわけです

でも世に貢献できる人にならなければと

さっきは言っていたのに

次に生きてるだけでいいのだと言われると

結局どうしろというのだ?と思いますよね

未熟ということはようするに

自分を必要としてくれる人や

自分を大切だと思ってくれる人には

生きているだけで役に立っているのに

その事実に気づかない

そんな人など誰ひとりいないと思うことが

未熟者が未熟たる所以であるわけです

何かで役に立てる人間になりたい

何かで役に立てないと人として失格だ

というような言葉を耳にはさみます

何かで役に立たたなければと

思っているということは

ようするに自分は

全く役に立ってないと思っているわけですから

役に立っていることを気づかない

また、役に立っているのだという

相手の気持ちすら見えていない

未熟者であるわけです

例えば、愛情の表現が自分と違っていただけなのに

自分の表現こそが愛情なのだと考えてしまうと

相手の愛情に気づけないようなもので

自分が何か

大きな事で貢献しなければと考えていれば

自分のしている世に対する貢献に

全く気づかないわけです

そしてそれは個人の能力に原因があるのではなく

ただ知らない、ということだけであり

そのように誘導されてしまう世でもあるわけです

そして知らないという状況をつくる

大きな要因のひとつに

自分の力を過信してしまうというのがあります

人間とは相互に影響を与え合い

依存しあって生きているものです

誰ひとりとして

自分の力で完璧に生きている者はいません

ようするにみんなバカ者なのです

にもかかわらず

自分だけは賢い顔をしたくなる気持ちも

理解はできますが

完璧だ、賢いのだと言い切れるのは

神や仏しかいないわけです

だから人間であり

それが人間の証明であるわけです

それが人間というものなのですから

楽しんでやるならともかく

何か大きな事で役に立たなければと

肩に力を入れなくてもいいわけです

自分のしていることが

誰の役にも立ってないという人は

この世にはいません

そして同じように

他の誰かも誰かの役に必ず立っているわけです

そう考えてみると

誰が偉いとか、誰が劣っているとか

そんな思考に何の意味もないのです

自分の先には誰がいて

誰が喜んでくれるのだろうというのは

バカになると見えてくるわけです

人生の選択はひとつではなく無限にあります

ひとつのことにこだわらず

選択の幅を増やすことは

人生を豊かに生きる

助けになると思っています

あなたの志は何ですか?

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この文章が何かの力になれば

この上ない喜びです

全ての人が穏やかでありますように

今日もお読みいただきありがとうございました!

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